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バティックとその周辺
すごいメッセージ
「愛することと 料理には わき目もふらない情熱を持って臨みなさい」

たまたま見つけたダライラマのメッセージ

ココロがぎゅっとなり、勇気付けられる。
# by tomo_kodama | 2008-04-06 23:14 | その他
水玉好きの原点
母が、「あんた、こんなのいらない?昔はこんなの作って遊んでいたねぇ~」と、言って出してきたのは、子供用の小さなエプロン。 赤地に黒の水玉で、胸当てがついていて、白いピコットレースもついている。

私が小さいころ、母が縫ったものらしい。

迷うことなくもらってきた。
胸当ての部分だけほどいて、やっぱりエプロンとして使おう、と思ったから。

大坂に戻ってから、もう一枚、赤地に白の水玉のエプロン、これまた実家からもらってきて、胸当ての部分をほどいて作り直したものがあったことを思い出す。

あー、もしかして、覚えてないけれど、幼いころ水玉のなんやかんやを
いろいろ着せられていたのかな、などとぼんやり思っていたら、
水玉のスカートやら、キャミソールブラウスやら作ってもらって、
好んで着ていたことを思い出してしまった。

黒地に白の水玉のティアードスカート。
鉄棒で”スカートまわり”をしてるときに、破ってしまった。
実家には父の手製の鉄棒があって、逆上がりするときに、鉄棒の棒とスカートを一緒に握ると楽にくるっ、と回れる。
調子にのって、くるくるしてるうちに、やぶってしまったんだった。

キャミソールブラウスは、白地に水色の水玉。
ストラップの部分だけ、生地が足りなくて、妹のブラウスの残りを継ぎ足して母は作っていた。
肩の部分だけ、白地にピンクの水玉で、ちょっと変だよなぁ、と思ったんだった。

縁側のミシンに向かう母に「ねぇ、まだ出来ないの?」と何度となくたずねては、
「そんなに早く出来ないよ」と言われ、まだかまだか、と思っていたこと。

なんだか、小さなエプロンから、
無条件に幸せだったころの記憶が芋づるのように引き出され、それで、ちょっと泣きたいような、笑いたいような気分になってしまった。
# by tomo_kodama | 2008-04-02 23:47 | その他
とんちんかん
週末実家に帰っていた。
今朝、家から駅まで送ってもらう車の中で、
「とんちんかんな格好しないで、お化粧もして、きれいでいなさいよ」
と母。

あー、
「とんちんかんな格好」
それって、とってもやりたいことだし、
お化粧って、とっても苦手なことなのだよ、母よ。

と、言いたかったけど、だまっておいた。
# by tomo_kodama | 2008-03-30 21:46 | その他
サクラ
週末に夜にふとんに寝そべって読もう、と思ってたのに、時間を作れず、結局コマギレの時間をはぎ合わせて、読みたかった西加奈子さんの「サクラ」を読む。

おかまのサキコさんの
「愛のある嘘をつきなさい」。
という言葉がなんだかずっとこころにひっかかる。

今までついた嘘はことごとくばれているのに(嘘を突き通せたことなどない)
愛のある嘘なんて、ほとんど無理な話だ。

しかし、どっぷり浸かって読みたい本は、なんとしてでも時間を作るべきだな、と少し後悔
コマギレなのは、豚肉だけで十分だ。
# by tomo_kodama | 2008-03-25 23:51 | 本を読む
ルッコラ
日曜日に蒔いたルッコラの芽がもう出てきている。

一番大きいので、1センチくらいある。

小さな鉢を覗き込んで、おーい、と芽に向かって声をかける。

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イタリアに仕事でいったとき、何が一番おいしかったって、ルッコラ入りのグリーンサラダだった。苦味の強い種類のルッコラに、オリーブオイルと、塩・胡椒、それからバルサミコ種。
それを、レストランの係りの人が目の前でまぜてくれる。
その人、小柄で、まあるい眼鏡をかけてて、不思議の国のアリスに出てくる、”時計をもったウサギ”をそのまま人間にしたような人で、ルッコラを食べるときは、その人がふわっと、サラダをまぜる手付きを思いだす。

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それで、すっかりルッコラファンになって、種を買ってきた。暖かくなってきたので、種まきのころあいだ、と思って蒔いたのだ。
タイミングはきっとよかったのだろう、だってもう芽をだしているんだもの。
ぐんぐん育つ野菜をみるのは、かなり嬉しい。 種の皮を被った双葉なんて、もうかなりかわいくて、がんばれー、と思ってしまう。
# by tomo_kodama | 2008-03-20 23:35