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バティックとその周辺
じゃらんじゃらんインドネシア @ GULIGULI 池田市

池田市のギャラリー&カフェ、GULIGULIさんにて 11/5(金)〜14(日) 
インドネシアの芸術、芸能の企画展“じゃらんじゃらんインドネシア”が開催されます。

※11/9,10,11はすべてお休み

バティックの展示、舞踊、影絵の上演、など盛りだくさんな企画です。今回、私の制作したバティック作品を展示する機会も頂きました♪
数点ではありますが、近年の成果をご覧いただければ幸いです。
ぜひスケジュールをチェックいただき、遊びにいらしてください。

11/6(土曜日)、7(日曜日)、14(日曜日)はバティック ロウ描き体験のワークショップを担当いたします。また、同日は終日在廊いたします。
===バティック ロウ描き体験===

11/6, 7, 14 11:30〜13:30 3800円 各日限定4名

 ー バンダナに好きな柄をロウ描きします。作品は後日染め、郵送でお送り。










# by tomo_kodama | 2021-10-18 20:51 | バティック/もの作り
「第4回カタコトの会展」オンライン開催
「第4回カタコトの会展」  ←詳しくはこちら!

今年のカタコトの会展は、完全オンラインで開催されることになりました。
伊勢型染めをはじめ、染め、織りの手技が並びます。

私は今回、2点+1点を出展。
“+1”って? と思いますよね?
これは、能登半島で和更紗を制作している中野史郎さんとの、コラボレーション作品なのです。
カッコよいのが出来ました。
作品は22日からのオンラインでご覧いただくことができ、オンラインイベントも開催されます。

撮影のための作品は昨日発送済みで、どんな感じになるのかどきどきです。
「第4回カタコトの会展」オンライン開催_c0133854_21041545.jpg



# by tomo_kodama | 2021-05-19 21:10 | バティック/もの作り
「苦海浄土」
石牟礼道子さんの
「苦海浄土」
「神々の村」
「天の魚」を読んだ。
読み終わるのに2か月くらいかかった。少し読んでは涙が止まらず、何度も何度も今夜はここまで、と区切って区切って読み進めた。
兎にも角にもこの三部作を読まないことには、私の読書人生は次に進められない。そんな思いで、やっとの思いで読み終えた。
というのも、最近好んで聞いているラジオ番組、“高橋源一郎の飛ぶ教室” (NHK FM 金曜午後9時から)で、頻繁に苦海浄土が話題に上がるからであり、読み終えてみると、源一郎先生が苦海浄土の事を良く口にするのがちょっとは分かったような気がする。
そしてまた、池澤夏樹さんが編集しているこの世界文学全集に、戦後の日本文学から苦海浄土を選んでいるのだ。読んでおくべき本なのだ。

どこへでも自由に行けるようになったら、熊本へ、不知火の海、魚たちに会いに、かの地のお国言葉を聞きに旅したいものだ。
「苦海浄土」_c0133854_21013227.jpg



# by tomo_kodama | 2021-05-08 21:03 | 本を読む
今日の発見
降り続いた雨が上がってさわやかに晴れた今朝、するべきことは庭の草抜きである。
土は緩み、元気に伸びた雑草達はあまり力を入れなくてもすぽすぽ抜ける。気持ちがいい。
で、調子に乗っていたら、間違えてチューリップの葉も引っ張ってしまった。以前の住人が植えていたのか、春先になると庭の隅のほうに芽を出し葉を広げるが、花は咲かせない。もともとチューリップという花はあまりわたしの趣味ではないのだが、だからと言って球根を捨てることはしないし、螺旋を描きながら伸び、葉の根本にたまるコロコロしたしずくなどもきれいなので、もっぱらそれを鑑賞している。
その、チューリップがすぽっと抜けてしまった。そして抜けた先には、力を出し切ってカラカラになった古い球根、その先にできたてほやほやの瑞々しい球根。

ああ、こうやって球根は受け継がれるのか、と朝の発見だった。
庭にはチューリップの他にも球根で育つ花がいくつか植わっている。ちょっとほじくり返してみたい衝動に駆られている。

今日の発見_c0133854_21292767.jpg




# by tomo_kodama | 2021-04-18 21:38 | 庭仕事
「ソーネチカ」リュドミラ ウリツカヤ
ジャケット買いならぬ、“表紙借り”。
図書館で、その季節のおすすめの本として棚に並べられていた本。
その時のテーマは冬の本、となっていた。
表紙の絵をみて、あぁ、これは読まなくては、とピンときた。
表紙に書かれていた書評もそそるものがあった。
本に佇まい、とうことがあるなら、この本の佇まいに惹かれ、
本に呼ばれる、ということはあるならば、これは、まさしく呼ばれたパターンだと思う。

主人公のソーネチカとその家族のお話。
例えば、一面雪でおおわれた世界の“暖かさ”。冬の寒さではなく、しんとして、気持ちの深いところへ降りていくようなお話。まさしく、ストーブの季節に読むにはぴったり。
著者はロシアの方。もう少し、彼女の作品を読んでみたくなり、また好きな作家が増えた。

「ソーネチカ」リュドミラ ウリツカヤ _c0133854_18273897.jpg



# by tomo_kodama | 2021-02-23 18:29 | 本を読む