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バティックとその周辺
お前も、おわっとるな
敬愛する師匠の工房で見つけた和綴じ本の表紙。
和紙に型押して、その上から柿渋を施したもの。

思わず、「うっわー、かっこいですねぇ」と感嘆する私に、
「これ見てそんな事言うとは、お前も、おわっとるな」と、独特の切り返し。

それから、「あるいは、お前が持っとるほうがこの先役に立つかもしれん、もってけ」と言ってくださった。

それにしてもなんと渋い仕事でしょうか。
布も好きすが、和紙もかなり好きです。

お前も、おわっとるな_c0133854_21242890.jpg

# by tomo_kodama | 2017-06-05 21:25 | バティック/もの作り
更紗徒然草 インドネシアの布・Oharuコレクション
6月の京都でこんな展示会があります:

更紗徒然草 インドネシアの布・Oharuコレクション」

日時:6月2日(金)~4日(日)
場所:京都文化博物館 別館ホール

詳細はこちらをクリック

3日間限りの展示会ですが、私も足を伸ばそうと思っています。
# by tomo_kodama | 2017-05-21 10:09 | バティック/もの作り
cuci mata
今日のバティック教室に、はるばる福岡から参加くださったGさん。ジャカルタ在住のおばさまから譲り受けたという古いバティックを持ってきて下さいました。
ジョグジャのもの、チレボンのもの、プカロガンのもの、そしてtiga negri と思われるもの。
一目見てどれも良いもので、一気に気分が高揚。うっとりすると同時に、思わずそれぞれのバティックの解説を始めてしまいました。

どれもとても丁寧なロウ描き、なめらかな生地、落ち着いた色み。
それに、生地の手触りも古いもの特有のすべすべなんだけど、しっとりとした感触。

今日参加いただけた他の生徒さんも、一緒に良いバティックを見ていただけて、とても幸せなバティック教室でした。

ところで、今日の別の生徒さんが、「今、福岡市民なんです」と。詳細は端折りますが、縁としか言いようがありません。

cuci mata_c0133854_19251870.jpg

友人のスリランカ土産。ドアに挟んでしまって、ゴメンだよ~。スリランカ人っぽい名前をつけましょうね。
# by tomo_kodama | 2017-04-08 19:33 | バティック教室
「アフリカの日々」アイザック・ディネーセン
少し長距離の移動をするときに携えていった本が、その時の気分にあっていて、移動の間中読書を楽しめることは無類の喜びだ。っと書いたらとても大げさだけれど、旅の伴侶に選んだ一冊を楽しく読めることはやはりとても嬉しい。

昨年「冬の物語」を読んで以来、一気にファンになったアイザック・ディネーセンの自伝的記録。
10代の頃、アフリカに行くことが夢だった私にとって、植民地時代のアフリカ暮らしの記録はとても興味そそられるものがあり、文章を目で追いながら、お腹の底から興味の泡が湧き出ては消えていくのを感じる。
ストーブにかけたヤカンのお湯がプツプツと沸くように。

「アフリカの日々」アイザック・ディネーセン_c0133854_2138398.jpg

# by tomo_kodama | 2017-01-22 21:39 | 本を読む
「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴
今年一番心に残る本、読んでよかった本、だと言い切れる。

出先の東京でふと時間ができたので、本を買ってコーヒーを注文して都会の街並みを眺めながら読み始める。すぐに、本に没頭し泣きそうな気分になったのは、母親がいかに料理をしてくれたか、ということについてまじまじと考えずにはいられなかったからだ。

今でも思い出す。
夕食も終わってからの遅い時間、台所に小さな明かりを灯して、なにやら炒め物をする母親。
「こんな時間に何作ってるの?」と私。
「明日のお弁当のおかずだよ」と母。
それは、レンコンのきんぴらでした。

食べることを大事にできる自分に育ててもらった事へのありがたさにジーンときながらも、大衆のコーヒー屋さん、いわゆるスターバックスのような場所で本に集中できることに少し驚く。

あぁ、東京の人は静かなのだ。
大阪じゃこうはいかない。誰かが面白い話に花を咲かせているから、とても読書などできないのだ。などと、分析する。

「一汁一菜でよいという提案」 土井善晴_c0133854_22333081.jpg

”一汁一菜とは、ただの「和食献立のすすめ」ではありません。一汁一菜という「システム」であり、「思想」であり、「美学」であり、日本人としての「生き方」だと思います”
文中より。
# by tomo_kodama | 2016-12-12 22:36 | 本を読む