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バティックとその周辺
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「トリツカレ男」をもう一度読む
火曜日、読み直したかったいしいさんの「トリツカレ男」が書店に置いてなくて、「遠い足の話」を買って帰る。

水曜日の夜、やっぱり「トリツカレ男」を単行本でゆっくり読みたい思い、アマゾンへアクセス。アマゾンでは、新品と中古があるけど、中古だとコーヒー1杯分くらいの金額で買えてしまう。送料としての250円+本代100円。はぁ、こんな素敵な話が書かれている本が、中古だとたったの100円になってしまうんか。そんな安くていいんか!日本の本業界はそれでいいのか!と、何かふに落ちなて、注文できずそのまま消灯。
思っていた金額よりも安すぎて買えない、ということも起こるのだ。

よく木曜日の朝。やっぱり買って読もう、と仕事に出かける前にパソコンを開いてアマゾンに注文。
一晩寝れば、人の気持はころっと変わる。

金・土と「トリツカレ男」のストーリーや挿絵を思い出しながらすごし、
日曜日、そろそろ本が届くかな、と表をちらちら気にしながら、本棚を整理していると、文庫が、文庫が出てきた。

なんやん、買ってたんか、私。

図書館で借りて読んだと思い込んでいたが、以前に買っていたらしい… 脱力。

以前に、と言ってもよく考えたら、今年の夏だ。出張の長距離移動中に読もうと思って購入し、出発前についつい読んでしまった本だった。はぁ、と軽くため息。

日曜日夜、布団にもぐって文庫の「トリツカレ男」を途中まで読み、
今日仕事から帰ったら単行本が届いていたらから、それを開封して昨日の続きを読んだ。
前回読んだときと同じ場面でだだ~と涙が流れ、それから夕食を食べた。

トリツカレ男にとりつかれたトモコ。
by tomo_kodama | 2010-12-27 20:45 | 本を読む
「遠い足の話」いしいしんじ
いしいさんの「トリツカレ男」をもう一度読みたくて、帰りに本屋に寄った。が、紀伊国屋にもブックファーストにも単行本の在庫なし。あんな馬鹿でかいスペースに山盛り本があるのに、私が今欲しい本を置いてないなんて、どいつもこいつも役にタタネェ、と悪態をつきつつも、どちらの本屋にも置いてあったいしいさんの「遠い足の話」を買って帰る。

物語ではなく、いしいさんの個人的な話。帯に「住んでいた町、住んでいる町、住むかもしれない町。」とある。その帯の言葉に惹かれる。

どこに住むか、といことは自分自身に関する最大の関心事。占いに行くなら、恋愛運や、仕事運や、金運なんかじゃなくて、「あと何回引っ越すか、この土地に後どれくらい住むか、ついの住みかになるのはどこの土地か」という事。

お話はのっけから、直島、高野山と私自身も興味がある土地での話。高野山のお寺で焼酎を飲む話が出てきて、そうだそうだ、私もお酒だ、と帰るなり熱燗。
飲みながら夕食を作りつつ、つまんで食べて、おなかも膨れたことだし、外は雨だし、寒い夜だし、“発表会”にむけて織っていたマフラーの目処もついたことだし、いしいさんの世界にどっぷり浸かろう。

そうそう、いしいさんところに男のお子さんが生まれたそうで、ひとひ君と言う。音がきれいだ。
お会いしたことも(当然)ないんだけれど、あぁそうなんだ、よかったなぁ、と気持ちがほっこりとなる。
by tomo_kodama | 2010-12-21 21:40 | 本を読む
つながり。
父方の祖父が亡くなった。

母方の祖父が亡くなってきっかり一年後の12月10日。

最後に会ったのはお盆の時で、そのとき断食をして解脱する高僧のようだ、と思ったことを覚えている。亡くなって、その顔をまじまじを見つめて、すっと伸びた鼻や薄い唇や丸い額を見て、やはり徳の高いお坊さんのようだ、と思えた。

ここ数年、帰省して、祖父に会う度にできるだけたくさんの話を聞いておこう、と昔の話を聴いてきた。
ああ、それでも聴き足りなかった。おじいちゃん、おじいちゃん、と何度も心の中で呼びかけて、その度に涙がこみ上げる。
by tomo_kodama | 2010-12-14 22:01 | その他