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バティックとその周辺
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一人で街を歩く
仕事でドイツへ行っていた。
滞在4日目の夕方、やっと一人で街を歩く時間がもてた。
あらかじめホテルで、5分ほど歩くとスーパーマーケットがあるよ、と言われていたのでそこを目指す。

空気は乾いていて、日本の夏の格好じゃあ少し肌寒いくらい。
道には楓の木や、胡桃の木、それから日本で見慣れない草木。ワーゲン、ベンツ、BM、プジョーなどのヨーロッパの車。通勤帰りなのか、自転車をぐんぐんこいで行く人(とても私では足が届きそうもない、背の高い自転車)。

知らない街をあるくのはなんて楽しいだろう、ふつふつと体の内側からそういう感情がわきあがってくる。

誰も知り合いがいなくて(厳密に言えば今回は会社の人達と一緒だったので、知り合いが居ないわけではないが)、言葉も通じたり通じなかったり。
そういう環境にぽつんと自分ひとりいることが不快ではなく、むしろそういう状態になりたい、と普段の生活で望んでいる趣があるから、たった30分足らずの散歩でずい分生き返ったような気がした。
by tomo_kodama | 2010-07-31 20:09 | その他
「ぐるりのこと」 梨木香歩
一気に好きになった梨木さんのエッセイを読みながら、(あと3回くらい読まないと理解できないな・・・)と頭の片隅で思っていた。

そういう本も久しぶり。

たぶん、後3回くらい本当に繰り返し読むだろう、と思う。

理解したい、と猛烈に思う。

梨木さんの本は、「単行本(しかも出来れば新品)を購入して読む本」にカテゴライズ。
理由1:3回くらい読まないと理解できないのに、そのたびに図書館で借りるのはいかがか。
理由2:装丁が美しい。今回図書館で借りた4冊の単行本は、それぞれが本としてとても素敵なたたずまい。

ああ、まだまだ読みたい本がたくさんある。
by tomo_kodama | 2010-07-23 22:50 | 本を読む
申し分のないいい天気
完全なる3連休である。
天気も申し分ない。
この休みは理想的な生活、を実践しようと思って、実際そうしている。

朝、そんなに寝坊しないで起きて、朝食の前にまずヨガ。コーヒーを入れて朝食をとったら、9時ごろまでには作業に取り掛かれるようにして、昼間染めや織りに関する勉強や作業。
夕方以降は本を読んだり、人に会ったり、お酒を飲んだり。
そういう暮らしをしたいと思っている。

梨木香歩さん、という作家の本を織物所でお借りした「家守肌綺譚」かなりつぼどころにはまり、もったいないから毎晩ちょこっとずつ読んでいた。が、さすがに読み終えてしまったので、この方の著作をわさっと図書館で借りてきた。
梨木ブーム到来。

今日は昼間に作業もあれこれしたし、あとはゆっくり読書に没頭しよう。
 
・・・・・・

最後にもう1回藍をかけて染めは完了。残すところ脱ロウのみ。
しかし、テンボック(広い面をロウで伏せる)が甘かったのか、ずい分地に藍色が入ってしまった。
申し分のないいい天気_c0133854_19352035.jpg

by tomo_kodama | 2010-07-18 19:40 | バティック/もの作り
今日染めなくていつやるんだ
朝からいい天気。
寝坊したくない、と思っていたら5時くらいに一度目が覚めて、結局平日よりも早起きした。遠足に行く前の小学生なみ。
今日晴れることは、天気予報で確認済みだった。だから昨日から気持ちは染めモード。

藍をかけて薄いグリーン
今日染めなくていつやるんだ_c0133854_2025191.jpg


4時くらいには作業を切り上げて、図書館へ。
村上春樹さんの「走ることについて語るときに僕の語ること」があった。ラッキー。ずいぶん以前から読みたいと思っていたのだ。(村上さんの本は図書館で借りて読みたいカテゴリーに属する)

このごろ、村上さんその人に興味がある。新聞のインタビュー記事や過去のスピーチの記事を読んで以来、彼が何を考えているのか、を知りたいと思うようになっている。
それから、村上さんの本は何故図書館で借りたいか、ということについてここしばらく考えていた。<村上さんの小説は身近に置いておくには気が強すぎるからだ>という結論に至った。今の所の結論だけど、まんざら間違っていないと思う。

例えば同じように考えると、ばななさんの本も図書館で借りたい説明がつく。彼女の本は“悪い気”も“良い気”も入っている。ストーリー自体は、最後には“良い気”を持つ人達の勝利で終わるけれど。
いずれにせよばななさんの本は、図書館へ行って、彼女の本がある棚の前でその背表紙を見やって、ストーリーを思い起こしたり、「今は誰か借りているんだな」なんて思うのがいい。
by tomo_kodama | 2010-07-10 20:47 | バティック/もの作り
7月7日
毎年恒例の儀式のように、今日はやっぱり星はみえないねぇ、と空を見上げる。

数年前からはそれに加えて、ああ、この日に2度目の長旅に出発したんだ、とその旅を振り返る。
旅で出会った印象深い人達。その人達に言われた言葉。

たとえば「また、眉間にしわがよってるよ、おでこがきれいなのにもったいない」少し年上の日本人旅行者から。男性。ライカのカメラをいつもぶら下げていた。中国、成都で。

「心と体が一致しないことは、やらないほうがいい」ネパール カトマンズにて。カイラス巡礼から帰ってきたインド人の旅行者から。そのときの私の状態をみすかしたような一言に、はっと我に返った。 

「暗くなったら、一人で出歩いちゃいけないよ、気をつけるんだよ」中国のシャングリラで。おじいちゃんがわたしの頭をなでながらそういった。そういわれて、泣きそうになった。中国語だったのに、何でわかったんだろう。

6年前、もうずいぶん昔のような。
でも同時に、あれから6年しかたっていないのか、とも思う。

香港から始まってインドで切り上げたその旅は、もはや私の骨格を形成する一部であるかのようだ。

そう、りんごジャムを作りたくなって帰ってきたんだ。

なぜりんごジャム?
その意味をしばしば問う。
by tomo_kodama | 2010-07-07 23:00 | その他
梅雨
なかなか思った通りには進まない。唯一の休みだった土曜日は一日雨。
ナフトールで黄色に染めて、藍を待つ生地。
次の週末こそ、晴れてくれ。

梅雨_c0133854_22552871.jpg

by tomo_kodama | 2010-07-05 22:55 | バティック/もの作り