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バティックとその周辺
カテゴリ:本を読む( 93 )
「山と山小屋」 小林百合子 著 野川かさね 写真
立ち寄ったいつもの図書館、本の配置が少し変更されていた。
そのせいか、普段目に止まらない本が視界に入って出会ったのが、「山と山小屋」。
山登りの予定があるわけでもないのに、手にとったのは、文章を担当している小林百合子さんを、富士日記の筆者である、武田百合子さんと一瞬勘違いしたから。

が、その勘違いが大当たり。写真が、写真が、もんのすごく好きだった。昼休みにページをめくりながら、山と山小屋の写真を見てじんわり涙がこみ上げてきた。

“山小屋”と言うところには行ったことがない。それなのに、この写真が呼び起こす懐かしさは一体なに?子供のころ、親に連れられて登った山。高校の頃、学校を飛び出した時、目指したのは地元の小高い山だった。山登りを趣味としていた、父の山の道具。無骨であったかそうな厚手の靴下やウールの上着。

山にまつわるそれほど多いとは言えない記憶がじわじわと湧いてくる。

私の頭を山モードにした、写真家の野川さん。好きな写真家がまた一人増えた。
偶然の嬉しい嬉しい出会い。
by tomo_kodama | 2015-06-18 21:48 | 本を読む
「いしいしんじの音ぐらし」 いしい しんじ
読みながら移動してたら、面白すぎて電車を乗り間違え、読み終わった後はタバコ屋に葉っぱを買いに走った。(もちろん、合法的なタバコの葉!)

オランダに中島らもさんと、”カンナビス カップ”(世界葉っぱ選手権)の審査員として赴き、その年の優勝者はリタ・マーレー、つまりボブ・マーレーの妻だった。

そんな文章を読んだから、ちょっと美味しいたばこが吸いたくなったのだ。

ほとんどのページはレコードの事に割かれ、私もレコードプレーヤーを手に入れるのだと、心に誓った。

いしいしんじさんがクレイジーケンバンドのファンだと知り、なぜかニヤニヤしてしまう。私も彼の音楽が好きなのだ。

レコードは一枚も持っていないけど、一番始めに買うのはクレイジーケンバンドのレコードにしようと思う。

影響を受けやすい私です。
by tomo_kodama | 2015-05-20 21:37 | 本を読む
「村上海賊の娘」 和田竜
流行りものには手を出さない主義。それは読書にも当てはまり、ベストセラーと言われる本は世間の波が過ぎ去った後に読むことになっている。

が、せっかく瀬戸内へ行くのだし、今回は予習として読んでみよう、と図書館へ予約を入れたのがちょうど一年前。

今日、「予約確保のお知らせ」メールが届き、この本のことを思い出した。「村上海賊の娘」。

一年前、予約待ちは67人だった。あまりの多さにその人数を覚えていたわけだけど、よく考えれば1年は44週だから、みんな平均的にさっさと読んで、返却して、次の人へ回るようにして(そこまで考えるかどうかは別として)、若干1年で私の番が回ってきたって、けっこうすごい事のように思う。

本を借りるとき、カウンターで聞いてみた「私の後、何人くらい予約待ちしているのでしょうか?」って。
「118人ですよ」

ありがたき、図書館のシステム。
by tomo_kodama | 2015-03-31 22:26 | 本を読む
「一日一花」 川瀬敏郎
花を活けることを、知らない間に好きになっていた。

身近だった人の影響だと思う。

定期的にお会いすることはなくなったけど、その方のセンスに近づきたいと思う。

今度お会いした時に聞いてみよう。もうご存知かもしれないけど、きっとその方もこの本の事が好きになるに違いない。

「一日一花」 川瀬敏郎_c0133854_21154025.jpg

366日続けた一日一花の記録。
寝る前に、布団に潜って今日のページをめくる幸せ。
図書館で借りた本だけど、これは自分で買わないと、と思った本。
by tomo_kodama | 2015-03-03 21:17 | 本を読む
「花森安治 集 いくさ・台所・まつりゴト編」
一番始めの章は、“各党総裁のお台所拝見”。
昭和30年の党首の台所事情を、家の間取りに加えて、1ヶ月の家計簿を掲載している上に、花森安治の考えをズバズバ書いているところ、全くもって清々する。

当時の総理、鳩山一郎の自宅のことなど、それは本当にすさまじい住まいだったようで、「汚い汚い」を連発している。そして、お台所拝見、で“滅多切り”した、4人の党首たちに向かって、曰く、
「国事か党事かしらぬが、そんなことに使うカネの百分の一を、台所へふり向けなさい。それが、「政治」の第一歩だ。そうすれば、きっと、日本の政治は、もうすこし、マシになるー」

私は自分の家の台所が好きだ。
不便なところもあるけど、工夫することに楽しみを感じているし、台所を大事にして、料理上手になりたいと常々思う。
by tomo_kodama | 2015-02-23 23:17 | 本を読む
延滞常習犯
図書館から「ご返却のお願い」メールが来てしまった。

今借りてるのは
「僕が韓国料理をつくる理由」コウケンテツ 
最近にわかに、韓国料理ブームがやってきているので。

「家で食べるごはんが一番 アルネのかんたん料理」大橋歩 
彼女の本は、気さくで好き。

「一生ものの台所道具」 平松洋子 
鍋とフライパンを新調したく、その研究のため。

「佐渡の三人」長嶋有 
いつか行ってみたい佐渡ケ島×密かに好きな作家の長嶋さんの組み合わせ。借りない訳にはいかないでしょう。

たった四冊なのに、期限の2週間はあっという間にすぎて、返却催促だ。
こないだも、「返却のお願い」メールが来てしまった。ブラックリストに乗ってしまっているのでは、とちょっとビビる。
明日ちゃんと返却しよう。それから、長嶋さんのまだ読んでない本がもう一冊あることを前回チェック済みなので、明日はそれを借りる、と。

予約して本館から、家の近所の別館に取り寄せたり、池田市以外の図書館からの取り寄せだって可能。図書館のシステムは本当にスバラシイ。でも、延滞している間は予約ができないのよね。当たり前か!
by tomo_kodama | 2015-02-16 22:16 | 本を読む
「詩のこころを読む」 茨木のり子
茨木さんの本が続いている、このごろの読書生活。

この本のなかで「良い詩とは、、、」と、茨木さんの考えが何度か書かれている。

私も良い本とはなんだろう、と考えた。

「詩のこころを読む」を読んでいる最中から、次から次へと読みたい本、主にはこの本で取り上げられている詩人の詩集を読みたくて読みたくて、ワクワクして、なんならスキップでもしてしまいそうな。
この本を誰かに、紹介したくてたまらなくて、例えば甥っ子にプレゼントしてみよう、とかいう思いでやはりワクワクして。

つまりは、1冊の本から、次の本へ誘ってくれる本が、私にとって良い本。

年の始めに良い本に出会えたことを嬉しく思う。

本を読んで、ワクワクしたり、嬉しく思えるなんて、なんて平和なことだろう。
世界中の人がそういう気持ちを持てる世の中って、いつになったらくるんだろう。
by tomo_kodama | 2015-01-29 21:32 | 本を読む
「清冽 詩人茨木のり子の肖像」 後藤正治
会社の、お手洗いの床に敷いてあった新聞、その片隅の文字と写真が目に止まる。
あぁ、茨木のり子さんに関する本だ。で、仕事帰りに本屋へ。

帯にはこんな言葉
「彼女が“強い人”であったとは私は思わない。ただ、自分を律することにおいては強靭であった。その姿勢が詩作するというエネルギーの源でもあったろう。たとえ立ちすくむことはあったとしても、崩れることはなかった。そのことをもってもっとも彼女の<品格>を感じるのである。(本文より)」

茨木さんの残されたポートレートが好きだ。確かにそこからは品格滲みでている。
そういう人間になりたいものだ。

それから、帯を読み返し、自分を律するかぁ・・・、と自分自信に置き換える。

明日の朝は目ざまし時計をバシバシ叩かずに、スカッと目覚めよう、と思う。レベルが低いですが。
by tomo_kodama | 2015-01-14 22:18 | 本を読む
「アラスカ物語」 新田次郎
久々に熱中して読んだ。
とにかく、この本を読み終わらないことには、他のことには手を付けられません、という熱中具合は久々な気がする。

アラスカの先住民の暮らしについても、日本人で彼の地に住み着いて一生を終えた“フランク安田”という人がいた事も、全然知らなかった。

すごく頭が刺激された。

高校の頃、アラスカ大学に行きたい、と思っていたことを思い出した。
そんなことを思っていた当時から、もう20年たったんだと気づき、しばし唖然となる。
by tomo_kodama | 2014-12-11 17:56 | 本を読む
「ムーミン童話全集 全8巻+1」 トーベ ヤンソン
毎年、年の初めに「欲しいものリスト」を作ります。買い物で失敗したくないし、余計な買い物をしたくないからです。
このトーベヤンソンのシリーズは毎年リストに上がっていたいたものの、決断できずにいたアイテムの一つ。
欲しいものは手に入れたとたん、ちょっと色あせることがあるから。

しかし、先日買ってしまいました。
まとめて8冊+別冊1冊の計9冊。

こういうの、大人買いっていうんでしょうか。

この冬、じわじわと読みます。

「ムーミン童話全集 全8巻+1」 トーベ ヤンソン_c0133854_17322412.jpg

by tomo_kodama | 2014-11-29 17:38 | 本を読む