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バティックとその周辺
「アフリカのおくりもの」
昼から図書館へ。

一番に目に入った本は「アフリカのおくりもの」というタイトルの黄色がベースでカラフルな題字が書いてある本だった。

飯沢耕太郎さん、という方が東アフリカを旅したときに書いた絵とことばの本。スワヒリ語の単語がちりばめられたこの本をめくっていると、スワヒリ語って、なんとかわいらしい言葉なんだろう、と思う。スワヒリ語は言語のなかでも難解なほうに入る、と何かで読んだことがあるけれど、その気になったらしゃべれそう、と安易だが思う。

小学生のころ、私はアフリカにあこがれていて、スワヒリ語を勉強したいと思っていたし、獣医になってアフリカに行きたいと思っていた。

大学に入って、一番に出かけていった国はアフリカじゃなくて、アジアの国だった。
初めての海外旅行で行ったインドネシア、長めの旅で立ち寄ったインド、中国やインドシナの国々を旅して、アジアにはどっぷり浸かっているけれど、アフリカへいくチャンスはめぐってこない。

でも図書館で、ぱっと、この本が目に入るということは、
インドやインドネシアも大好きだけど、アフリカにもやっぱり行きたいんだな、ということだと思う。
わたしのかなり偏ったアンテナにこの本が引っかかってきたのだから。

それからこの本を読んでいて、「ナクペンダ」はスワヒリ語で「愛する」という意味だということを知った。
ビヨンドというバンドが歌っていた「アマニ」は平和を祈る歌。
その力強い曲が好きだったのに、ボーカルの人は日本で事故で亡くなってしまった。
もうずいぶん前の話しだ。

アマニ、ナクペンダ、ナクペンダ、ウィウィ

さびの部分だけスワヒリ語。

ナクペンダ、ナクペンダ、愛してるよ、愛しているよ。

ちょっとぴんとこないけど、東アフリカの恋人達は、こう言い合うのだろうか。

たとえば、好きな相手に気持ちを打ち明けたいとき、日本語で言うと照れるので、
あえて外国語を使う、などということをしていたことがある。今は残念ながら、ささやける相手がいないので、そんな行為は休止中だけど。でも、ささやき言葉のリストに加えておこう、ナクペンダ。
ジュテーム、ウォーアイニー、・・・・・・ナクペンダ。
by tomo_kodama | 2008-01-27 23:36 | 本を読む
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