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バティックとその周辺
全然違う所
日曜日の晩の、友達の”いってらっしゃい会” (妹みたいに思っている友達がアメリカ、あぁ、しかもアメリカ!に行ってしまうのだ)に続いて、昨日はバナナホールでのライブ。
OKIさんのトンコリを始めて聴く。もろもろ思うことはあるのだけれど、今日はもっぱら"移動すること” について考えた。

というのも、きっと、今、池澤さんの本を読んでいるからだ。それに、親しい友達が旅にでているから。

7月にバングラディシュに行って、”どこかへ行きたい欲求”は落ち着いていたのに、
ちょっと涼しくなって、元気になってきたら、やっぱり出かけたい。
”全然違う所”へ。  

年末の休みが9日間あることに気がつく。それで、じゃあどこへ出かけよう、と思う。私にとって全然違う所とは、言葉が違って、食べ物が違って、宗教が違って、人の見た目も違って、気候が違って(できれば暖かい所)。それらすべてが「ニホン」と違う必要はないけれど、自分がその土地に居て”異端”であることを感じられる所。そして現実的には9日間で行ってこられる所。

アジアのどこかだろうな。

できれば、ちょっとバスなんかに乗って、移動を伴うような。
すこしだけの荷物を背負って。

心の中に沖縄という選択肢がある。私にとって沖縄は全然違う所のはずなのに、未だ行けないでいる。時間的にも金銭的にも行けるのに。
年末沖縄にいる自分も、やっぱり、想像できない。その感覚が気持ち悪くて、その原因(行けないでいる原因)を知りたい。行ってみたいのに、そこに居る自分を想像できない。(そして、想像できないことは実現しがたい)。


話を池澤さんに戻すのだけれど、彼の写真がたっぷり載った、「池澤夏樹の旅地図」という本を借りてきた。 著書の全ガイドなんかも乗っている。
池澤さんがどこの土地に興味を持ち、どんなことを考えているのか、とても知りたくて、きゃーこればほとんど恋状態。というのは、言い過ぎか。ま、言い過ぎだな。でも、彼の言葉も風貌もダンディで、ひどく好きなのだ。
by tomo_kodama | 2007-09-11 22:38 | その他
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