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バティックとその周辺
「須賀敦子 全集 第1巻」 須賀敦子
旅をするときはいつも文庫本を何冊かお供にえらぶ。今回は行き先のミラノにあわせて、イタリアに10年暮らした須賀敦子さんの本を選んだ。10日間のホテル暮らしの内、後半7日間がミラノのホテルというその日程には調度良いだろう、と思って。

解説を池澤夏樹さんが書いていることもあり、彼が好む(のであろう)作家の文章を読んでみたいとも思ったのだが、これが大正解。

旅の友に選んだ本が、そのときの気分にぴったりなのは、なんとも形容しがたい幸せだと感じる。

ミラノでベットに転がって本を読みながら思い出したのは、数年前のバングラディッシュ旅行。お腹を壊し安宿から外へ出ることもままならない状態で、しかたなく同じ本を3度も4度も読んだ。川上弘美さんの「真鶴」。
下痢と嘔吐と真鶴はセットになってしまった。

カプチーノと甘いお菓子と須賀敦子さんの文章、今回はそういうセットだった。
by tomo_kodama | 2014-03-31 22:37 | 本を読む
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