ご近所の友達のおうちへご飯を呼ばれに行ったら、本屋さんで買おうかどうしようか迷った本が棚においてあった。すかさず見つけたら、貸して下さるというので遠慮なくお借りしてきた。
この人好きだなぁと思う人の本棚にはやはり、興味をそそられる本が並んでいることが多いけれど、今回はズバリだったので、さらにうれしくなった。
ところで私の周りには、とてもおいしい料理を作る人が多い。
ご近所の友達もしかり。彼女の料理を食べると、とても健やかな気分になる。
長年家族のために作ってきた安定した味。食べることを大事にしている人の味。じわじわ心と体にしみてゆく味。
別の友達も1冊本を貸してくれて、図書館にリクエストをかけておいた本も手元に届いている。
さて、何から読もうか。それとも平行して読もうか。
「ユタンポ様」と布団にもぐって、寝る前の時間は大事な読書タイム。
「瓶づめされた果実ってなんでこんなに美しいんでしょう」
「それがおいしいお酒になるって分かってるからですよ」
「酒飲みの発想ですねぇ」
「そうですねぇ」
カボス酒。