何かを作りたくなったら、居ても立ってもいられなくなる、という性分はずっと昔からで、そういう時は、とにかく作る事が一番の薬です。
先日の作りたい症候群は、にんじんの入ったパウンドケーキでした。
実家からおいしそうなにんじんをたくさん送ってもらったのがその発端と思われます。
意気揚々と作ったものの・・・オーブンの中で、膨らんで、はじけて、型からあふれ、見た目はちょっとワイルドな感じ。しかし、その不恰好なにんじんケーキはバティック教室のお茶の時間のおやつとなりました。
「今日は特別に生クリームも添えまぁす」と、私。
「わぁい」とうれしそうな声はどの生徒さんだったか。
(やっぱ、生クリームが嫌いな人はあんまりいないよなぁ)と、心の中で私。
「アメリカ的ですねぇ」と別の生徒さん。
(生クリームでごまかそう、ってのばれちゃいましたか。ちょっとパサついちゃったのよね~)と、心の中で反省。
そういう訳で、しばしばバティック教室は私のおやつ作りの実験台と化しています。
もう1回レシピを改良して焼きなおしたいなぁ。次回もにんじんケーキだったら、さすがに生徒さんにあきれられるかしら・・・ね。