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バティックとその周辺
ユーカリ
長いこと花を活けることは苦手だ、と思っていたのに、最近苦手じゃなくなってきたと感じる。というのも、勤め先のつちや織物所ではいつも何気なく花が活けるあって、それがとっても“いい感じ”なのだ。大きなシャクヤクが一輪のときもあれば、野の花がちいさな花瓶にすっと挿してあったり、小さな花株が根っこごと焼きものの器に、外で咲いていたままのようにしつらえてあるときも。見よう見まねでまねしているうちに、“家の中に切花を持ち込む”ことが最近はちょっと楽しい。

先日知人に、大きくなりすぎたユーカリの木の剪定をお願いした。私が気づかない間に、切り落とされた先端の枝―やわらかそうな幼い葉は花のようにも見える―が玄関の花瓶に活けられていた。その日、玄関の花瓶には、一輪だけ葉っぱだけの花が挿してあり、そこに知らない間に切り落としたユーカリが追加してあった。気がついたとたん、顔がゆるんだのは言うまでもない。花瓶(といっても牛乳の瓶)に枝を投げ入れただけ、と言えばそれまでだけど、思わぬプレゼントのようでふわっと気分が上がった。

帰宅したとき庭の草木を、ただいまーと言いながら、さわさわっとさわる。
玄関のユーカリも、同じようにさわさわっとなでる。

ユーカリ_c0133854_20315237.jpg

by tomo_kodama | 2011-07-06 20:35 | 庭仕事
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