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バティックとその周辺
「セーヌの川辺」 池澤夏樹
とても合点かいく考え方だと思った。
私が特定のものを収集したい、と思わない(あるいはしたくない)ことや、博物館や図書館が好きなことの説明がつく、と思った。

「所有したいと思わない。それはその品と自分との関係を所有という状態にしてしまいたくないということだ。ミュゼにあれば、そこにあるとわかっていれば、その品と自分との仲は見に行くという行動によって結ばれる。何度となく結び直される。状態よりも行動。まずもって動くこと。」

池澤さんは、美術館/博物館との関係を言っているけれど、
私の図書館との関係にも当てはめることも出来る。

購入して読む本、図書館で借りて読む本の間に、ゆるやかな線引きがある。

借りて本を読むというのは節約というより、所有してしまいたくない、という気持ちもあるのだ、となんとなく気がついていたのだけれど、池澤さんの本を読んでいて、「本と私の関係」を、「何度となく結び直す」関係にしたい、ということかもしれない、と思った。

たとえば、川上弘美、よしもとばなな、村上春樹、などの本は図書館で借りてよみたい。

逆に、購入したいと思うのは、いしいしんじ、高山なおみ、などなどなど。

そのゆるやかな線引きについては、もっと考えてみる必要があるな。
by tomo_kodama | 2009-02-26 21:38 | 本を読む
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