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バティックとその周辺
“更紗に遊ぶ” 展示会のご案内

二人展のご案内

昨年に続き、和更紗を制作されている中野史朗さんとの二人展です。

場所:「きもの円居」にて

開催日:2023113日(金)~1112日(日)

時間:11001800

入場料:無料

場所:東京都中央区日本橋浜町2-5-1東洋浜町ビル3F 

定休日:火曜・水曜

私は3,4,5日に在店いたします。

3日、4日は更紗のお話会の企画もあります。両日共に14時~、定員6名。お申し込みは円居さん03-5623-9031へ直接お願いします。


さて、今回は、帯と帯上げを携えて上京します。

帯は新作の図案がいくつかあり、そのうち3つは“鳥”がモチーフ。鳥の図案が好きなんだと自覚しています。

帯揚げは、ジャワ更紗の帯に合うようにと思い染めました。

帯揚げって着用後の面積は小さいながらも、着物と帯をつなげる重要な役割を担っているいると思うのです。控え目に描いたバティックの模様も、

着てしまえばほとんど見えないんですけど、模様好きな私としては、ちょっとバティックの模様が入っていると、気持ちが上がる、と言いますか。

布好き、更紗好き、着物好きの皆様との出会いを楽しみしております。


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円居さんのサイトはこちらどうぞ↓






# by tomo_kodama | 2023-10-21 17:07 | バティック/もの作り
「失われた色を求めて」吉岡 幸雄
京都の染司よしおかの5代目当主である吉岡幸雄先生による、染めの勉強会なるものがあったそうな。
わたしはその勉強会の存在すら知らず、知っていれば何としてでも参加しただろうと思うし、
勉強会に参加された先輩方のお話をちらりと伺うだけで、うらやましさがこみ上げくる。

「失われた色を求めて」を読みつつ、知らないこと、やってみたいこと、行きたいところなどを改めて整理する。
ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート美術館に通い続けた話や、
良いものを見るために労を惜しまなかった話などは、なるほどなぁと思うと同時に私もそうありたい、と思う。
思うだけじゃなくて、実行せねば、だ。

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# by tomo_kodama | 2023-10-10 16:07 | 本を読む
「途上の旅」若菜晃子
装丁も文章もイラストもすべて好き。
前作の、「街と山のあいだ」、「旅の断片」に続いて3冊目が発売されていると気が付いて、
早速入手した。
でも一気に読んではいけない。
勿体ないから少しずつしか読まない。
寝る前に少しだけ読んで、少し幸福な気持ちになって、少し自分自身の次の旅のことを考える。
そうゆう本。

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# by tomo_kodama | 2023-10-01 21:17 | 本を読む
「存在の耐えられない軽さ」ミラン・クンデラ
先日、ミラン・クンデラさんが亡くなった。
おりしも数か月前に彼の代表作である「存在の耐えられない軽さ」を読んだばかり。

何というか、今まで読んだことがないタイプの小説でその展開に驚きつつ読み進める、という本だった。
物語の途中で、突然作者が出てきて“主人公がどうやって生まれたか”、を語りだすところなんて、
こちらの頭がついていかなくて、ちょっと前の方を読み返したりして。

分かりにくいようなところもあって、途中文字を追っているだけなんじゃないか、とさえ思いつつ、
でも辞められない。
それにだいたい、タイトルからしてちょっとわかりにくい。

だから少し時間を置いてもう1回読んでみたいし、だれかとこの本の事をしゃべりたい。

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# by tomo_kodama | 2023-08-15 21:40 | 本を読む
「種をあやす」 岩﨑 政人
野菜の種の“在来種”と“F1種”の事について興味があり、手に取った本。
そのことについてよりも、印象深かったのは、
“種は何年でも保存できるが、保存されていた期間の天気や環境を種は経験することができない”
というような内容の文章だった。

10年間冷蔵庫で保存しても種は生きている。
でもその10年間の気候の変化やらなんやらを、種は経験できない、というのだ。
確かに!
そのような見方があるのかと、目を開かされた思い。
場所が出来たら植えてみよう、と思って保存してある種達に申し訳ないような気持ちになった。

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# by tomo_kodama | 2023-07-29 18:42 | 本を読む